旧姓併記問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 13:18 UTC 版)
「新型コロナワクチン証明書アプリ」の記事における「旧姓併記問題」の解説
アプリがリリースされた2021年12月、「旧姓併記」をしたマイナンバーカードやパスポートでは利用出来ない事が判明し批判を集めた。 この問題についてデジタル庁の牧島大臣は、アプリの稼働日までに対応が間に合わなかった理由を、「確実な発行を担保するための検証時間を十分に確保する必要があった」と説明した。 その後2022年1月21日、デジタル庁はアプリをアップデートし、iOS版はバージョン1.0.8、Android版はバージョン1.0.18で旧姓などが併記されたマイナンバーカードでも国内向けの証明書の発行が可能になった。 一方パスポートに旧姓併記している場合、2022年3月現在もパスポートが必要とされる海外向けの証明書が発行出来ない。これは本人が希望した場合パスポートの身分事項ページには旧姓を併記するが、ICチップに入っているデータ部分には戸籍名しか記録されない事に起因している。このことについて外務省は「旧姓を含む別名併記はあくまでも例外的かつ便宜的な措置であるため、ICチップには記録されない」としている。
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