旧コクド株主をめぐる訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 00:32 UTC 版)
「西武ホールディングス」の記事における「旧コクド株主をめぐる訴訟」の解説
2006年12月4日、セゾングループの元総帥堤清二、旧プリンスホテル・武蔵野地所(旧豊島園)・東京テアトルなどの社長を歴任した堤猶二らが西武ホールディングス・堤義明元会長・出資者のサーベラスに対して、西武ホールディングスへの経営は違法として、100億円の損害賠償請求を求めて訴訟を提起したが、2014年10月8日、最高裁第3小法廷は上告を棄却する決定を下している。 2009年5月 - 東京地裁判決で、コクド(→旧プリンスホテルが吸収合併→西武ホールディングス)の株式について、実父の堤康次郎の存命時より名義借用によって株主を偽装していたことが認められる。堤義明が相続して20年以上経過したものを除いた一部のコクド株式については、堤猶二らの持ち分を認めた判決が下された。西武鉄道は西武鉄道の証券取引法違反事件を受けてこの株の仮名取引の存在を公表したが、堤義明が社長に就任してから40年以上の間、この仮名取引は数人の担当者の間でしか認知されていなかった行為であり、西武鉄道も仮名取引について「目的が分からなかった」としている。
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