日高本線の廃線と路線再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:11 UTC 版)
2015年(平成27年)1月、日高本線鵡川駅 - 様似駅間が、高波による土砂流出の影響で不通となった。翌年の台風などによって被害はさらに拡大し、数々の復旧案が出たものの、運行再開に向けた本格的な復旧工事は行われないままとなり、2021年(令和3年)4月1日に同区間は廃止された。 これに伴い本路線は、苫小牧 - 静内 - 浦河間などを走る道南バスと共に大規模な路線再編を行い、日高地域広域公共バスとして新たな体制でバスの運行を開始した。静内への乗り入れや向別 - 様似営業所間の運行経路の統一、浦河町内5カ所のバス停新設、急行便や特急とまも号の新設などが行われ、通学客や通院客などの利便性向上が図られた。今後も利用実態などを把握しながら、検証と見直しを繰り返していくとした。バス事業者などが短期間でまとめたダイヤは分かりづらい、地域住民の希望を十分に反映したとは言えないとの意見もあり、2022年(令和4年)4月1日に大幅なダイヤ改正が行われた。
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