日産店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 02:06 UTC 版)
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日産店(にっさんてん)は、日産自動車の過去に存在した販売チャンネル(ディーラー)の一つで、日産の販社中、最も長い歴史を持つ。
概要
日産の自社開発小型車が「ダットサン」[注釈 1]のみであった時代から存在していた販売系列であり、ダットサン乗用車(後にブルーバードへ発展)とダットサン商用車(同じくダットサントラック)を主力に、その後、プレジデント、フェアレディZ、レパード、テラノ、セフィーロ、パルサーなど取り扱い車種を拡大していった。 広告上では「ブルーバード販売会社」と表記されていた。
1990年代前半には、日産店(ブルーバード販売会社)のイメージキャラクターとしてとんねるずを起用したことがある。
1999年4月、メーカーサイドによる国内2系列化への統廃合に伴い、日産・モーター店と統合して日産・ブルーステージとなった。[注釈 2]
過去の取扱車種
1999年3月時点の取扱車種
乗用車系
太字の車種は、2023年現在も日産全店で販売されている。 また、斜体の車種は、他車と併売されていた。
セダン
- プレジデント - 東京・大阪地区ではモーター店との併売。
- レパード - 4代目(Y33)に限りサニー店との併売。
- セフィーロ - サニー店との併売。
- ブルーバード[注釈 3](専売)
- パルサー - 4代目(N14)以降実質的にプリンス店との併売車となる。3代目(N13型)までは日産・チェリー店の専売車種であった。
ハッチバック
- パルサーセリエ - 事実上プリンス店との併売。
- キューブ - 全店併売のため車種のため他の系列店でも販売された。
- マーチ - 初代(K10)はサニー店・チェリー店と併売されていた。二代目以降は全店併売車種となったため他の系列店でも販売された。
スポーツカー
- フェアレディZ - 4代目(Z32型)のみプリンス店との併売。5代目(Z33型)へのモデルチェンジ後、ブルーステージへ統合後の2005年から販売再開
ステーションワゴン
SUV・1BOX・ミニバン
- サファリ - プリンス店、モーター店との併売車種。
- テラノ
- パルサーセリエS-RV - 事実上プリンス店との併売。
- ラシーン - 全店併売のため車種のため他の系列店でも販売された。
- ラルゴ - プリンス店・サニー店との併売。
- プレサージュ
- セレナ - プリンス店・サニー店との併売。
商用車系
ライトバン
- ADバン - プリンス店・サニー店との併売。
- アベニールカーゴ - プリンス店・モーター店との併売。
1BOXバン
トラック
- アトラス - プリンス店、モーター店との併売。
- バネットトラック - サニー店との併売。
- ダットサン
バス
- シビリアン - モーター店との併売。
1999年3月以前に販売終了した車種
乗用車系
セダン
- マキシマ - 2代目セフィーロ(A32型)に統合されたため販売終了。
- バイオレット - バイオレットリベルタに名称が変更した後リベルタビラ販売開始に伴い販売終了。
- リベルタビラ - 4代目パルサー(N14型)に統合されたため販売終了。
- インフィニティQ45 - 東京日産自動車販売、大阪日産自動車のみで販売されていた。
スポーツカー
- フェアレディ - フェアレディZ販売開始に伴い販売終了。
ステーションワゴン
SUV・1BOX・ミニバン
- パトロール - サファリの販売開始に伴い販売終了。
- バネットコーチ - バネットセレナに統合されたため生産終了。
商用車系
ライトバン
トラック
- キャブオール - アトラス販売開始に伴い生産終了。
- ジュニア - アトラスに統合されたため販売終了。
- ニッサントラック - 生産終了に伴い販売終了。
バス
- エコー - シビリアン販売開始に伴い生産終了。
キャッチフレーズ
- ブルーバード販売会社へようこそ(1991年 - 1992年)
- 日産店オリジナルのCMにとんねるずが起用され、「ブルーバード販売会社活動報告」に始まり「ブルーバード販売会社へようこそ」で締めくくるCMが、ブルーバードU12型モデル末期からU13型発売当初の頃まで放映されていた。
脚注
注釈
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