日本軍司令部へのスパイ活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 02:05 UTC 版)
「コースト・ウォッチャーズ」の記事における「日本軍司令部へのスパイ活動」の解説
日本軍はショートランド島に水上機の拠点を持っており、さらにサンタイサベル島にも前進拠点を構築して発着に使用していた。この前進拠点はレカタ基地と呼ばれていた。基地の指揮官は現地住民のある青年を可愛がり、食べ物や日用品を与えるばかりでなく、司令官の私室すら自由に出入りさせていたが、この青年は監視組織の指揮下にあり、彼の敵情報告は全てレンドバの連合軍に通報されていたと言う。このことを戦後知った元海軍士官の野村良介は、警戒厳重なショートランドより情報が取り易かったのではないかと推測している。また、暗号解読より住民の監視網による報告の方が価値があった可能性も指摘した。
※この「日本軍司令部へのスパイ活動」の解説は、「コースト・ウォッチャーズ」の解説の一部です。
「日本軍司令部へのスパイ活動」を含む「コースト・ウォッチャーズ」の記事については、「コースト・ウォッチャーズ」の概要を参照ください。
- 日本軍司令部へのスパイ活動のページへのリンク