日本統治以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:16 UTC 版)
台湾は、移民社会である。もともと台湾島には、人口は小さいが文化的には多様なマレー=ポリネシア系の先住諸民族が居住していた。オランダ統治時代になると対岸の中国大陸から漢族が移民してきた。具体的には、福建省南部出身でそれぞれの母語(福佬語および閩南語)を話す福佬人(閩南人ということもある)及び広東省北部出身で客家語を話す客家人であった。かれら漢族系住民の移民の波は19世紀初めまで続き、台湾の人口は200万人弱に増加し、先住諸民族は劣勢の少数者の地位に立たされた。
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