日本図書館協会の見解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 09:34 UTC 版)
「絶歌」が公金で購入すべき書籍なのか、購入を逡巡する図書館が多い中で、6月29日、日本図書館協会は「図書館の自由委員会」の西河内靖泰委員長の名義で、「『図書館の自由に関する宣言』は、収集の制限を首肯しない」「本件は[頒布差し止めの司法判断があることなど]の提供制限要件には該当しない」との見解を公表した。また、西河内は「社会的に関心が高く賛否両論のある本。図書館が、あたかもその本が存在しないかのように振る舞ってしまうと、議論自体を覆い隠すことになる」と指摘した。「図書館の自由に関する宣言」は「図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求にこたえなければならない」とする基本理念を掲げている。
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