日本以外の用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 01:45 UTC 版)
台湾でも日本統治時代の名残で「々」が使われることがある。例えば中国語の「謝謝」を「謝々」と書く、台湾語の「天烏烏」を「天烏々」や「天烏〃」と書く。ただし正書法ではないので、公式の文書では用いない。なお、現在の台湾人は「〃」あるいは「2」が使われることが主流となっている。例えば「謝〃」「謝2」で、このような用例は日本においても見られる。 韓国でも独立直後の漢字を使用していた頃は「々」を使う用例が見られた。 台湾の踊り字の用例(台南市の朝食屋) 韓国の国民保導連盟の盟員証(「國民保導聯盟々員証」と表記されている。) 朝鮮粛宗のハングルの書簡。(「섭섭하다(名残惜しい)」を「섭〻하다」と書いている。) 槇本楠郎の童謡を朝鮮の詩人林和が朝鮮語に翻訳したもの。上段3行目末の「쌀은업서々」は「쌀은업서서(米は無くって)」のことである。正書法の確立前であり、今日では「쌀은 없어서」と綴る。槇本楠郎の童謡集『赤い旗』(1930年)所収。
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