日本のトラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 05:25 UTC 版)
南海トラフ、駿河トラフ、相模トラフ いずれも日本の太平洋側にあるトラフ。フィリピン海プレートがユーラシアプレートと北米プレートの下に沈みこむプレート境界であり、成因は海溝と本質的には同じである。 最上トラフ 山形県と新潟県の沖合およそ50km付近の日本海にあり、佐渡島から北東方向に延びている。 隠岐トラフ 石川県と福井県の沖合およそ100km付近の日本海にあり、東西に延びている。北縁には隠岐海嶺がある。 富山トラフ 佐渡島のすぐ西付近の日本海にあり、南北に延びている。トラフ南端には、総延長約750kmにもおよぶ富山深海長谷と呼ばれる地形がみられる。 対馬トラフ 対馬と朝鮮半島の間の東シナ海にある。 沖縄トラフ 九州の西側から台湾東側までの東シナ海にある。琉球列島の背弧海盆で、現在も拡大中の海洋地殻である。中国はこの沖縄トラフが日中中間線であると主張している。
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