日本における帝釈天
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 13:59 UTC 版)
日本最古の遺存例は、法隆寺の玉虫厨子(飛鳥時代)に描かれた「施身聞偈図」(せしんもんげず)に見られるものである。同寺の食堂(じきどう)には梵天・帝釈天の塑像(奈良時代)が安置されている(現在は大宝蔵院に安置)。東大寺法華堂(三月堂)には、乾漆造の梵天・帝釈天像(奈良時代)がある。 唐招提寺金堂には、梵天・帝釈天の木像(奈良時代)が見られる。京都・東寺講堂には、密教系の白象に乗った木像(平安時代前期)が安置される。 日本においては庚申の日を縁日とする。
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