日本における不法投棄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 10:17 UTC 版)
日本では廃棄物の処理及び清掃に関する法律に違反して、同法に定めた処分場以外に廃棄物を投棄することをいう。 同法では不法投棄した者の責任ばかりではなく、適正な監督を怠った排出者(事業者)に対しても撤去などの措置命令が可能となっている。不法投棄に対する罰金刑の最高額は1億円である。また同法では、個人が不法投棄をした場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する(廃棄物処理法 第25条 第1項第14号)と規定されている。 なお、既設の中間処理施設や最終処分場に許可要件を超えて搬入・保管している状態は「不適正保管」などと呼ばれ、不法投棄とは区別される。 日本では2007年度の不法投棄全体量の約78.8%が建設系廃棄物であった。
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