日本で販売されなかった理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 04:27 UTC 版)
「アウディ・A2」の記事における「日本で販売されなかった理由」の解説
当初は1.4Lのガソリン仕様が導入されると伝えられていたものの、結局日本には正規輸入されなかった。ガソリンエンジン車のAT仕様がない(ディーゼルエンジン車には5速ティプトロニックがある)のが最大の理由。また、アルミニウムボディをこのBセグメントに持ち込んだというコンセプトが日本市場で理解されにくいと判断され、さらに破損時の修理が難しくA8では成り立っているサポート体制の確立も難しく、この車に掛けられているコストもそれなりに高いことで価格設定が難しいことから、アウディジャパン(当時)はA2の日本導入を見送った。ただし若干数が並行輸入されている。 A2はガソリンエンジンモデルのAT仕様の追加を待たずに一世代限りで生産終了し、総生産台数は約17万台であった。競合車となり得たメルセデスベンツ・Aクラスの生産規模は100万台超であり、商業的にはドイツ本国をはじめとする欧州においても失敗作であったといえる。
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