日本での開発状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 22:13 UTC 版)
日本人の悪液質合併非小細胞肺がん患者に対し、アナモレリンとプラセボを比較した無作為化二重盲検試験ONO-7643-04試験により、除脂肪体重が有意に増加し、食欲不振症状および栄養状態が改善されたことが発表された。消化器癌における悪液質に対するアナモレリンの有効性と安全性を評価する多施設非無作為化オープンラベル試験ONO-7643-05の結果、消化器癌悪液質患者の除脂肪体重、体重が有意に増加し、食欲関連QOLも改善したことが公表された。2018年、がん悪液質による体重減少や食欲不振改善の効能・効果で承認申請を日本にて行った。2021年1月、当局により承認されたことが報道され、4月以降にがん悪液質治療薬「エドルミズ」として日本国内での販売開始が予定されている。
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