日本での施策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 09:39 UTC 版)
日本で最初のコミュニティ道路は、コミュニティ道路事業として1980年(昭和55年)に整備された大阪市阿倍野区長池町の幅員10mの市道「ゆずり葉の道」である。通行車両の通行速度を落とさせるため、道路にクランクを設けたり、路面に凹凸をつけられ、また歩車道の境界に樹木を植えたり障害物を置いて違法駐車を防ぐ処置がとられた。この道路の整備前は、対面通行で違法駐車が道路を埋めつくしていたが、整備後は通行車両が減ったうえ通行速度も遅くなり、違法駐車が激減するなど一定の成果が上がった。以後、長池町のコミュニティ道路を手本として全国各地で整備されている。
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