旅ネタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:23 UTC 版)
上方落語の中心をなす「旅ネタ」は、「東の旅」「西の旅」「南の旅」「北の旅」の四つに分かれる。入門したての落語家は、一門によっては口馴らしとして「発端」を教わるが、「東の旅」の「三十石」のようにかなりの技量を要するネタもある。 東の旅:本題「伊勢参宮神乃賑」。「発端」、「煮売屋」、「七度狐」、「軽業」、「三人旅」、「運つく酒」、「矢橋舟」、「宿屋町」「こぶ弁慶」、「三十石」などで構成される。伊勢神宮参詣の道中を主題とする。 西の旅:「明石名所」、「兵庫船」(「兵庫渡海鱶魅入」)。金刀比羅宮参詣が主題。 南の旅:「紀州飛脚」 北の旅:「池田の猪買い」 このほかの旅ネタには、冥土の旅に「地獄八景亡者戯」、海底の旅に「小倉船」(「竜宮界竜の都」)、天空の旅に「月宮殿星の都」、異国の旅に「島巡り」(「島巡り大人の屁」)があり、いずれも、奇想天外な内容ではめものを用いた派手な演出が見られる。
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