新日本プロレス移籍の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 03:56 UTC 版)
「越中詩郎」の記事における「新日本プロレス移籍の経緯」の解説
新日本移籍の経緯についてはかつて様々な説が流れたが、現在は越中が『やってやるって!』(ケンドーコバヤシとの共著、扶桑社)や、『元・新日本プロレス 『人生のリング』を追って』(金澤克彦著、宝島社)で自ら真相を明かしている。それによれば全日本離脱、新日本移籍の経緯はライバルの三沢がタイガーマスクとして先に凱旋帰国したことに危機感を抱いた中、選手の大量離脱に苦しむ新日本側が大剛鉄之助経由で接触してきたというものである。帰国した足で巡業中で三沢市に滞在していた馬場に詫びを入れに出向き、あくまで移籍を認めない馬場を最終的にとりなしたのは天龍だった、ということも語られている。別れ際、天龍は「お前、メキシコで苦労して、どうせ金持ってないんだろ!」と言わんばかりに、餞別としてつかみきれないほどの一万円札を越中のポケットにねじ込んだという。 また越中は前記書籍発刊より後に行われたインタビューで、自らに対する馬場の扱いにかねてから不満を持っていたことを明かしている。
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