新型コロナウイルス感染症の流行を受けた対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 17:43 UTC 版)
「さいたま市乗合タクシー」の記事における「新型コロナウイルス感染症の流行を受けた対応」の解説
新型コロナウイルス感染症の流行の影響でコミュニティバスや乗合タクシーの利用者数が大きく減少したことを受け、2020年(令和2年)7月の令和2年度第1回さいたま市地域公共交通協議会で利用者数や収支率の取り扱いについての審議が行われた。この結果、コミュニティバスと本格運行中の乗合タクシーについては2019年度(令和元年)度と2020年(令和2年)度の利用者数と収支率を参考値とすること、実証運行中の見沼区片柳西地区乗合タクシー「カワセミ号」については実証運行期間とデータ取得期間を変更することが承認された。これを受けて、2020年(令和2年)8月で実証運行期間が3年となった見沼区片柳西地区乗合タクシー「カワセミ号」は実証運行の期間が1年延長された。 その後、コロナ禍の影響が続いていることから、2020年(令和2年)9月の令和2年度さいたま市地域公共交通協議会 第1回バス専門部会にて、データ取得期間については今後の社会情勢を注視して改めて提案されることが了承された。2021年(令和3年)3月に行われた令和2年度第4回さいたま市地域公共交通協議会では、「補正係数」を利用して運行の継続・改善・廃止の判断を行うこととされ、実証運行中の路線は2022年(令和4年)3月31日まで実証運行を継続することとされた。2021年(令和3年)7月の令和3年度さいたま市地域公共交通協議会 第1回バス専門部会では、様々な状況の変化を踏まえ、2021年(令和3年)度の利用者数と収支率についても参考値とすることが提案された。カワセミ号は当面の間実証運行が継続されることとなった。
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