新二十円金貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:08 UTC 版)
「日本の金貨#二十圓金貨幣 (新金貨)」も参照 品位:金90%・銅10%、直径:28.7878mm、量目:16.6667g、周囲にギザあり。表面には菊紋・菊枝と桐枝、裏面には桐紋・日章・八稜鏡があしらわれている。貨幣法により本位金貨として1897年(明治30年)に発行された。同法に明記された「純金ノ量目二分(0.75g)ヲ以テ価格ノ単位ト為シ之ヲ圓ト称ス」に基づき15gの純金を含むことが規定された。1932年(昭和7年)製造終了。通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律施行、貨幣法の廃止に伴い1988年(昭和63年)3月末で廃止された。 年銘としては、明治30・37~45・大正元~9・昭和5~7年銘が存在するが、このうち昭和5・6年銘は大量に発行されたものの、金貨の海外への大量流出のため現存数が極めて希少となっており、また最終年号の昭和7年銘は製造されたものの流通せずに終わった。また明治30年銘には跳明と止明の手替わりが存在する。
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