新しい十字架の道行き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 06:09 UTC 版)
「ヴィア・ドロローサ」の記事における「新しい十字架の道行き」の解説
近年、「新しい十字架への道」と呼ばれるカトリック教会推奨の十字架の道行きがあり、フィリピンなどではすでに実践されている。カトリック教会は十字架の道行きを個人的な宗教体験を喚起させるための道標と見なしており、真に重要なことは参加することではなく、いかにしてイエスの苦難を体験するかという考え方から、個人、団体を問わず、参加者には相応の忍耐力を求める。十四の留は以下のとおりである。 最後の晩餐 イエス、ゲッセマネの丘で嘆く イエス、サンヘドリンに立つ イエス、鞭打たれ茨の冠を載せられる イエス、十字架を背負う イエス、倒れる キレネ人シモン、イエスの代わりに十字架を背負う イエス、婦人たちと出遭う イエス、十字架に打ち付けられる 犯罪人のひとり、改心する 使徒ヨハネと母マリア、十字架の下でたたずむ イエス、十字架上で息を引き取る イエス、埋葬される イエス、復活する
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