文豪ミニ5シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:37 UTC 版)
文豪ミニ5シリーズでは、[拡張1]と[制御]キーを押しながら電源を入れることで、CP/M-80のコマンドプロンプトを起動することができた(後述)。5RX(1990年10月)以降の機種ではこの隠しコマンドは廃止され、かつCP/Mの起動可能な5R/5RD/5RGでは、本体添付の補助フロッピーにて一度本体の初期化を行わなければ、CP/Mが起動しない。 5G(V20 CPU)以降の本体ROM内にはMS-DOS Ver.2.11のIO.SYSの大部分がフロッピーディスクおよび文書ファイルの互換目的で格納されていたため、不足部分を補いメモリ上に再配置することでMS-DOSマシンにもなった。これらのOS上では本来のワープロ機能用のFEPや漢字ROMを利用することもでき、ワープロ機能と汎用OSとの間をウォームブートで自由に往来できるまでにハッキングされた。月刊誌『パソコンワールド(PCW)』誌上で様々な情報提供や活用記事を執筆していた北南昇(ペンネーム)の功績が大きい。
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