文藝賞版(河出版)と「私家版」
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本作は当初原稿用紙約800枚の分量であった。一読した編集者が文藝賞への応募を薦めたが、応募規定は原稿用紙400枚以内であったため、それに合わせて修正が施された。これが最初の発表形で、文藝賞・直木賞を受賞し、映画のベースになったのはこのバージョンである。 一方、1995年になって最初のバージョンも出版されることになり、タイトルに「私家版」をつけて作品社から刊行され後に角川書店で文庫化された。ストーリーの大筋に違いはないが、エピソードが増えて各キャラクターの描写がより細かくなっているのが特徴である。こちらにしか登場しない人物もいる。
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