文末を示す
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 15:14 UTC 版)
日本語の縦書き文書では文の終わりにもっぱら句点(“。”、マル)が用いられる。横書き文書では句点を用いる流儀と終止符を用いる流儀があるが、普通はいずれか一方に統一され、混用されることはない。なお、横書きの公用文書には、旧文部省の「公用文作成の要領」および旧自治省の「左横書き文書の作成要領」のいずれにおいても句点の使用が正しいとされているため、終止符は用いられない。 日本語ベースで欧文交じりの横書き文書では、句点、終止符の両方が混用される場合があり、その使い分けはその直前の文字種に合わせるといった流儀もある。また、数式や欧文文字をある程度用いる理学系の文書などでは、統一性の観点から終止符に統一しているものも多い。 欧文(ラテン文字、キリル文字などで記述された言語による文)ではもっぱら文の終わりに終止符が用いられる。
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