文明の誕生と崩壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 23:08 UTC 版)
「クエント (装甲騎兵ボトムズ)」の記事における「文明の誕生と崩壊」の解説
アストラギウス銀河のほぼ中央に位置することもあり、ここを中心に85,000年前に文明が生まれ、それがやがて、バララント、ギルガメス両勢力を構築するに至った。しかしクエントの文明が崩壊した原因は、3000年前に文明が頂点に達した頃、異能人種とも呼ばれる新人類が発生したことにある。 異能人種のラ・ロシャットは、超人的な身体能力と恐るべき知能を持ち、最新メカニズムを難なく理解した。当時のクエント人達にとっても、ロシャットの存在は特異であり、脅威であった。そのロシャットがクエントのみならず銀河支配に乗り出したが、それを知ったト・メジ率いるクエント人達によって、反乱は鎮圧された。以降、メジの名前は英雄的象徴として、クエントの最長老の名に受け継がれていった。 しかし、文明の高度化によって生まれた異能人種に脅威を感じた古代クエント人達は文明の肥大化を恐れ、異能者達の弾圧に乗り出す一方で、二度と異能者を生み出してはならないという誓いの元に自らの文明を闇へと葬り去ることにした。こうした古代クエント人達は異能人種達を追放したと同時に、全ての文明の利器に頼ることを放棄した。 現在のクエント人達が原始的な生活を営んでいる理由も、そういった異能者達の出現を恐れていたためである。また、異能人種達に関する記憶は長い時の中で次第に薄れ、忘れ去られていき、クエント人も徐々に、その数を減らしていっている。
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