教育・生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 21:40 UTC 版)
「ホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシア」の記事における「教育・生活」の解説
フランシアは対立者の追放と高等教育の廃止を行い(一方で初等教育の充実は進められた)、新聞や郵便といったインフラストラクチャーの発展も阻害した。また、宗教裁判所を廃止し、代わりに秘密警察を創設した。こうした独裁的な政治は、アルゼンチン等のパラグアイの独立を認めない国々から国土を防衛する為の巨大な軍隊が必要だとフランシアが考えていた為であった。 こうしたスパルタ的な国家建設を志向したフランシアは、個人の過度の所有や祝祭といったものに反対であった。彼は蓄財を行わず、あまった給料を国庫に返還した。徹底的な鎖国政策を敷き、移民・貿易の禁止を行った。この政策により国債の増加を防ぐだけでなく、この新しい国家への干渉、特にヨーロッパの近代国家からの干渉から逃れる事に成功した。
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