敗戦による留学事業中止と帰国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 00:59 UTC 版)
「南方特別留学生」の記事における「敗戦による留学事業中止と帰国」の解説
敗戦により南方特別留学生受け入れ事業は中止となり、特にマラヤ・ビルマ・フィリピンなど欧米の旧宗主国による支配が復活した地域では留学生に対し帰国命令が出たため、彼らは学業半ばで帰国させられることになった。日本での残留を希望した者は、駐留する連合軍で通訳などの仕事をしながら勉学を継続し、旧オランダ領東インド出身者はインドネシア独立戦争の影響もあって帰国は遅れたものの、多くは1950年代初頭までには学業を終え帰国した(広島で被爆した留学生も、先述の死亡した2名を除き無事に帰国した)。
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