政体篇とは? わかりやすく解説

政体篇(巻1・政体第2)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:49 UTC 版)

貞観政要」の記事における「政体篇(巻1政体第2)」の解説

政体篇(巻1政体第2) 貞観初め太宗蕭瑀語った。「私は幼いころから弓矢好み自分ではその奥儀極めた思っていた。ところが最近、良弓、十数張を手に入れたので弓工に見せたところ、『みな良材ではありません。』と弓工が言った。その理由聞くと、『木のがまっすぐでなく、木目がみな乱れてます。どんなに剛勁な弓であっても矢がまっすぐに飛びませんので、良弓ではありません。』そこで私は始めて悟った。私は弓矢四方群雄撃ち破り、弓を使うことが多かった。しかし、なおその理を得ていない。まして天子となってまだ日が浅いので、政治やり方本質については弓以上に及ばないはずである。長年得意としてきた弓でさえもその奥儀極めていないのだから、政治については全然わかっていないはずだ。」こう言った後、太宗在京高級官僚交替宮中宿直させ、いつも召し出だして座を与え、ともに語り合うようになった。こうして人民の生活・政治得失など世の中動き知ろう努めたのである

※この「政体篇(巻1・政体第2)」の解説は、「貞観政要」の解説の一部です。
「政体篇(巻1・政体第2)」を含む「貞観政要」の記事については、「貞観政要」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「政体篇」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「政体篇」の関連用語

政体篇のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



政体篇のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの貞観政要 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS