放送局や劇場、イベント会場で使われる理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/01 01:15 UTC 版)
「インターカム」の記事における「放送局や劇場、イベント会場で使われる理由」の解説
即時性の高い通信が得られる。プログラム(番組や演目)を円滑に進行するには素早い意思の伝達が必用である。ダイヤルを回したり呼び出す時間を省くことができる。 情報の共有化が図れる。2ワイヤー、4ワイヤーいずれの方式においても端末から送信した音声を、パーティーライン上あるいは設定されたグループ内の全ユーザーが聞いている。ディレクターや舞台監督の指示を全員が聴いているため、制作の意図を全員に伝えやすい。ベテラン達の通話を聴くことによって新人達のスキルアップが速くなると言った効果もある。 ハンズフリー通話が可能。TVカメラマンやスポット照明担当者などは両手が塞がっている最中でもコミュニケーションが必要となる。インターカムではハンズフリー通話がオプションなしに可能である。 マトリックス方式の4ワイヤーインターカム(次節で詳述)では複雑なグループ化や系統化の設定が可能。通信の優先順位の設定も可能なため、複雑な指揮系統を持った大規模なオペレーションにも対応させることが可能である。
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