改高雄型重巡洋艦
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改高雄型重巡洋艦とは、1930年(昭和5年)から1934年(昭和9年)の間に建造される予定であった高雄型の発展形である。本型は1927年に米海軍が「英海軍と同数の1万トン型巡洋艦を整備する」と発表したことに対抗すべく4隻の建造を行う方針が固められていたが、ロンドン軍縮条約の締結に伴い計画は中止された。本型の高雄型との相違点は、高角砲が最初から八九式12.7cm40口径連装砲4基にされたことと、対弾防御と水中防御が共に強化されたことが挙げられる。また装甲は強化したものの、機関は高雄型と同じ物が使用されていたため、速力が約33ノットに低下すると考えられていた。
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