改行の禁止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:41 UTC 版)
「ノーブレークスペース」の記事における「改行の禁止」の解説
英語などわかち書きをする言語において、文の途中で改行(行の折り返し)をする場合は単語と単語の間(スペース)で行う。テキスト処理ソフトは、スペースがある箇所はどこでも自動的な改行をしても良いものとみなすが、ノーブレークスペースはこれを防ぐ。例えば、文の途中に"100 km"という文言が行末に来て、長すぎて行に収まらない場合、ソフトウェアは"100"と"km"の間に改行を入れてしまうかもしれない。この好ましくないふるまいを避けるために、"100"と"km"の間にノーブレークスペースを入れる。ノーブレークスペースを使用した"100 km"はひと塊の単語のように扱われ、間に改行が入らないことが保証されており、行末にかかった場合はその前で改行されて次の行に表示される。 HTMLなどにおいて、通常のスペースでは日本語の文字の間が開かない場合があるためノーブレークスペースを使用されることがあるが、日本語の文字の間にあるスペースはスペースの箇所で改行されても問題ないスペースであるため使用すべきではない。通常は日本語間の間隔には和字間隔(全角スペース)を使用すべきである。
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