改大和型戦艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:51 UTC 版)
アメリカ合衆国が建造を開始した戦艦群に対抗するため、1942年(昭和17年)に⑤計画によって計画された戦艦3隻の内の一隻、第七九七号艦であり、第四次補充計画で建造される第110号艦(信濃として完成)及び111号艦(建造中止)の改良型である。大和型戦艦の装甲が「対46cm砲防御」として厚すぎると判断された結果[要出典]、大和型の舷側410mm、甲板200mm(最大)に対しそれぞれ400mm、190mmと薄くなる一方、艦底の防御壁は大和型の二重から三重へと強化され艦首と艦尾の装甲も強化されている。 改大和型は110号艦を基本設計とし、武装の強化もおこなっている。それまで4基であった副砲のうち舷側の2基を撤去、もしくは全てを撤去のうえ高角砲に換装。舷側の対空火器を40口径12.7cm高角砲から65口径10cm高角砲に強化した。また、主砲も46cm砲ではあるが長砲身である50口径にするという案もあり110号艦及び111号艦で改良する予定だった大和型戦艦の問題点も直す予定だったといわれる。[要出典]
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