支持構造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:09 UTC 版)
送電塔は自立しており、導体の荷重や、導体のアンバランスや、風および氷に起因する全方向の全ての力に耐えるようになっている。 そのような塔は大抵ほぼ正方形の基礎が据えられていて、地面と4ヵ所の接触点を有する。 半柔軟塔(semi-flexible tower) は、仮に相導体がちぎれて構造に不均衡な荷重がかかってしまう場合、隣接する構造体に機械的負荷を伝達するために架空地線を使用できるよう設計されたものである。このタイプは超高電圧の送電にて有用であり、その場所では相導体が束ねられて(各相ごとに2本以上のワイヤ)いる。 壊滅的な衝突や嵐でもない限り、それら全てが一度に壊れることはまず起こらない。 ガイドマスト(英語版)は設置面積が非常に小さく、構造および導体からの不安定な引張荷重を、ピンと(斜めに)張ったガイワイヤー(英語版)によって支える。ガイド塔はV字型にすることが可能で、重量とコストの節約になる。
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