擬似SRAMの利点とは? わかりやすく解説

擬似SRAMの利点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/03 01:21 UTC 版)

擬似SRAM」の記事における「擬似SRAMの利点」の解説

擬似SRAMは、純粋なSRAMDRAM比べて以下の利点がある。 スタティック動作が可能である。 ダイナミック動作タイミング規定されており、規定時間内にデータ入出力を行わなければならないスタティック動作ではアドレス指定ストローブ信号入力データ入出力任意のタイミングで行う事ができるので、回路設計容易になる廉価である SRAMは1記憶セルあたり最低6個の素子を必要とする。DRAMではキャパシタとスイッチングトランジスタだけで良いので集積密度高く小さなダイ良いので歩留まり優れコスト的にはSRAMより優位にあり、単なるDRAMとSRAM中間存在する大容量である セルあたりのフットプリントSRAMより小さいので、同じダイ面積では数倍の記憶容量実現できる。これはデバイスサイズ敏感な用途では重要な要素となる。 複雑なメモリコントローラが不要である DRAMでは非常に複雑なメモリコントローラを必要とする。しかしSRAMインターフェースであればラッチ回路があればよく、前述スタティック動作でも良いことも相まって回路規模コンパクトにする事ができる。

※この「擬似SRAMの利点」の解説は、「擬似SRAM」の解説の一部です。
「擬似SRAMの利点」を含む「擬似SRAM」の記事については、「擬似SRAM」の概要を参照ください。

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