操車場と施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 00:28 UTC 版)
BNSFはその輸送を実現するために、さまざまな施設を運営している。それは、操車場、駅、機関車のメンテナンス工場、フォートワースの運転指令所、各地域の運転指令センターなどである。 BNSFはまた、アメリカ西部における陸上一貫輸送のため、鉄道やトレーラーなどの貨物の積み替えを素早く行うために、広大な積み替え施設を運営している。BNSFが直接扱う一貫輸送のためのハブは33施設あり、自動車による輸送のためのハブが23施設ある。2005年2月9日、BNSFはロサンゼルス港近くに新しい陸上一貫輸送用積み替え施設を建設すると発表した。この施設からアラメダ・コリドー(ロサンゼルス港とロス市内の操車場を結ぶ約20マイル=約32キロメートルの貨物専用高速路線)に直接乗り入れることができる。 大規模な操車場はBNSFの路線網のあちこちにあり、2005年にはカンザス州カンザスシティにあるアルゼンチン操車場がもっとも多くの貨車の仕分けをさばいた。 BNSFのシステム・機械部門は8カ所の機関車メンテナンス工場を持ち、予防保全、修理、改造を行う。規模のもっとも大きなものはネブラスカ州のアライアンスとカンザス州のトピカにある工場である。ほかに日常的なメンテナンスのために46の施設を持ち、またウエスタン・フルーツ・エクスプレス(WFE、冷蔵車のリース会社)の冷蔵車の修理工場をワシントン州スポケーンで運営している。 ミネソタ州ブレイナードとイリノイ州ゲイルスバーグには保線工場を持ち、路線と関係施設の効率的かつ予防的な保全作業を行っている。 2006年には、カリフォルニア・スピードウェイの近くにあるカリフォルニア州フォンタナに新しい貨物積み替え施設を運営するためにワシントン州バンクーバーに本拠を置くトライスター社と提携した。
※この「操車場と施設」の解説は、「BNSF鉄道」の解説の一部です。
「操車場と施設」を含む「BNSF鉄道」の記事については、「BNSF鉄道」の概要を参照ください。
- 操車場と施設のページへのリンク