播州小山寺
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加東郡上福田村(現、加東市藤田)、智暉が宝暦9年(1759年)頃から住し拠点とした小庵。春日寺から多数の典籍を移し、弟子の育成に努めた。 約900冊の典籍が残されており、うち32種44冊が写本、残り835冊が版本である。各経典の疏鈔を中心に「金剛般若波羅蜜多」「仏説盂蘭盆経」「妙法蓮華経」等の経典や「地祭り作法」「三昧勤行次第」等の作法次第類を蔵書している。 智暉以降も播磨地方の学侶の拠点となった。 大正7年(1918年)に再設された加東四国八十八ヶ所霊場の26番札所となっている。 現在は小山庵と称す。
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