播州故事書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:46 UTC 版)
上山旅館に残る『播州故事書抜粋 塩田温泉之部』には「元文丙辰元年秋八月我ヵ州古知之庄塩田に薬泉あることを聞き滞在するも三十五日、丹波、但州、摂津、備前、四国地方より多数の湯治客ありて諸病の全治せしこと…。また、湯元と称するもの十家、その内に医生古林瀬右ェ門吉政というものありて浴客を診療し居たりしが、『医者一人の治療を以ってしては数万の病苦を救うこと難し、然るに薬泉に浴する時は脈を診し薬を投ぜずしてよく万民の病難を救済す、アー自然の力、偉なる哉』など」と著されている。
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