揚力の式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:56 UTC 版)
物体に働く揚力は正味の動圧とそれが作用する面積に依存した量と考えられるため、一般に以下の式で表される。 L = 1 2 ρ V 2 S C L {\displaystyle L={1 \over 2}\rho V^{2}SC_{\rm {L}}} C L {\displaystyle C_{\rm {L}}} は揚力係数(次項で解説) (Coefficient of Lift) ρ は流体の密度(海面高度の大気中なら 1.293 kg/m3) V は物体と主流(翼との相対速度が一様とみなされる程度に翼から離れたところの流体要素と翼の相対速度 (Velocity)) S は物体の代表面積 、普通は翼面積(Surface) L は、発生する揚力 (Lift) 抗力と同形式であるが抗力のSは前方投影面積とすることがある。このためCL/CDは揚抗比と一致するとは限らない。 1 2 ρ V 2 {\displaystyle {1 \over 2}\rho V^{2}} は主流速度から換算される動圧である。
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