接辞-ban, -band
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 04:38 UTC 版)
「ダルク語」の記事における「接辞-ban, -band」の解説
Dawesの記録に17例が見られる接辞-ban及び-bandの用法は、時制と人称をともに標示するうえ、標示される時制がまちまちであるという点で、複雑である。Jeremy(2005)は、この記録を、以下の理由から、疑わしいとする。 Dawes自身が、疑わしいことを示すコロンをつけている。 ダルク語を含め、オーストラリアの言語には、ゼロ標示による三人称が数多くみられる。 -bandに見られる子音連続-ndは、ダルク語では許容されない。 Dawesが断言する接辞は一人称単数、二人称単数、二人称双数・複数のみであり、双数と複数の区別には気づいていなかった。
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