接点の保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 06:09 UTC 版)
直流モーターやソレノイドなどといった直流の誘導性負荷を制御している場合、回路を開いた際に自己誘導作用による高圧の逆起電圧が生じる。そのため、電磁開閉器(接触器)の接点がダメージを受け寿命が短縮する場合がある。 対策として、バリスタやPNダイオードなどを回路に挿入し、ピーク電圧を吸収させることによって逆起電圧を抑制する。さらにコンデンサと抵抗(CR)を組み合わせ挿入すると回路上有害な高周波成分を吸収することも出来る。 電磁開閉器(接触器)自体の操作コイルによって生じる逆起電圧の対策としては、本体に取り付けることが出来る「サージ吸収器」などの部品が各メーカーより供給されている。
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