指令、集合、成敗時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 04:23 UTC 版)
日活製作の第1シリーズ、第2シリーズでは、報告を受けてアジトへ向かうシーン心得之条のアナウンスは無く、犯罪現場に捜査の過程で着いている事が多い。初期は小波から商売人等に変装した珊次郎(十文字小弥太)が、代金を受け取ったりするときや、釣り針が引っ掛かったりして、解いた釣り針の先に内藤からの指令を記した手紙を渡していた。また、小波の下駄の裏に記された指令を、下駄屋に変装した珊次郎(十文字小弥太)の前で鼻緒を切って、治してもらう様にし、漆塗りの下駄の裏に白文字で記した指令文を、鼻緒を治しながら其の指令文を読ませ、指令を読み終えたら、その場で治しながら文字を消して返し、「気を付けて行きなせぇ、御免成すって」等と、周囲に解らないように指令を受けていた。中盤以降から集合の合図は毎回では無いが、地蔵の鉢巻きでの集散合図が始まり、または、指令の手紙があった。
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