抗レトロウイルス薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 05:42 UTC 版)
「リポジストロフィー」の記事における「抗レトロウイルス薬」の解説
脂肪異栄養症患者が抗レトロウイルス薬(Antiretroviral Drugs)を服用している場合、副作用を生ずる可能性がある。脂肪異栄養症の特徴として、身体の様々な領域に過剰な量の脂肪が沈着したり、脂肪が少ない箇所に脂肪が再分布される。頬、首の後ろ、背中に落ち窪んだ瘤については、コルチゾール(Cortisol)の過剰な分泌が原因で生ずる。ジドブジン(Zidovudine)やスタブジン(Stavudine)のような逆転写酵素阻害剤(Reverse Transcriptase Inhibitors)を服用している患者においては、多くの場合、脂肪組織萎縮症が発現する。
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