投票者登録の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/21 13:48 UTC 版)
「2018年アフガニスタン下院議員選挙」の記事における「投票者登録の問題」の解説
改革が必要な重要課題の1つは投票者の登録制度である。現状の制度では投票地域が限定されていないので、2001年に発行した投票者カードは全国のどの投票所でも使用できてしまう。また2001年以来の3回の選挙で2000万枚のカードが発行されたが、アフガニスタンの有権者は1200万人しかおらず、余分なカードは不正の温床になっていた。しかし電子的な身分確認システムの導入は困難で、10年以上の検証が必要とされている。国連の機関は多大な資金援助を行ったが改革は遅々として進まず、2015年6月に援助を打ち切った。議会の任期が6月22日に迫ったが、ガニー大統領は任期の延長法を発布しなかった。7月16日、9か月遅れで、ガニー大統領は選挙改革委員会を設立し、8月から検証作業が始まった。
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