抑止政策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:52 UTC 版)
抑止政策 (deterrence policy) とは、安全保障において優れた軍事力を維持することにより、戦争を起こして期待できる戦果がコストとリスクを上回ることがないと相手に判断させ、そのことにより戦争を回避する外交政策である。 しかし、この抑止をより確実に成功させるためには外交的アプローチが欠かせない。なぜなら、相手に攻撃するコストとリスクを認識させるためには、相手に確実に自分が断固として自国の国益を防衛する意思があることを伝える必要があるからである。ただし、「本当に国益を防衛する意思」と「実際に国益を防衛する能力」の2つを備えなければ、上記の意思の伝達は有効性を持たない。
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