抑止戦略・間接戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:30 UTC 版)
第一次世界大戦・第二次世界大戦を通じて「直接的な武力行使では不用な殺戮や破壊をもたらしかねない」という反省が得られた。そのため戦争勝利の戦略だけでなく、抑止戦略が形成された。抑止とは戦力の準備により、敵が軍事行動に出ることによって予想される費用と効果が吊り合わない状況を作り出し、軍事行動を防ぐことである。 間接戦略とはボーフルが提唱したもので、軍事上の勝利以外の手段によって政治目的を達成する戦略である。これと似たものにリデル・ハートの間接アプローチ戦略がある。これは敵との正面衝突を回避しながら後方の敵の弱点を叩くことで勝利する戦略である。
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