所沢シティマラソンでの替え玉不正事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:07 UTC 版)
「飯能市立加治中学校」の記事における「所沢シティマラソンでの替え玉不正事件」の解説
平成28年12月11日に行われた第27回所沢シティマラソンにおいて、当中学の校長らによる替え玉出走があった。 ハーフ女子39歳以下の部に出走予定だった当中学の元養護教諭が足に怪我をしたことで、当初、5キロ男子39歳以下の部に出走予定だった当中学陸上部顧問と、ゼッケンと種目を交換して出走し、陸上部顧問はハーフ女子の部で2位に入るも、そのまま逃走し、表彰台に上がることはなかった。後日、掲載された写真を見た参加者から「女性のゼッケンをつけた男性が走っている」という連絡が運営事務局に入り、養護教諭の名前は順位表から削除された。5キロ男子39歳以下の部に出走した養護教諭の記録も後日削除されることとなった。 当中学の校長のブログには個人情報を含め、詳細な記録が記載されていたので、陸上部顧問及び養護教諭が特定されることになる。校長はブログを削除したが、情報が錯綜し、朝日新聞の取材で校長を含め、3人が飯能市教育委員会から口頭注意を受けることとなった。これを受け1月29日に参加予定だった奥むさし駅伝への参加を取りやめた。 事件後は、風評被害を警戒してのことか毎年参加していた飯能市の24時間リレーマラソンに平成29年は不参加、平成30年1月28日に開催された奥むさし駅伝には加治中学校ではなく「黄色襷を繋ぎ隊」というチーム名で参加した。
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