戦術、装備、隊員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 00:14 UTC 版)
赤い部隊は2016年時点で約300人で編成されていたとされ、M4カービン、重機関銃、暗視装置、デジタル無線機などの「高度な武器」を装備していると報告されている。 彼らは特に夜間戦闘に熟達していることが知られ、ほとんどのアフガン国軍兵士より訓練と装備が優れているという。 一般にタリバンの「特殊部隊」と呼ばれるが、アナリストは赤い部隊がおそらく伝統的な特殊作戦任務を行っておらず、代わりに突撃隊または急速展開部隊として使用されていると主張した。赤い部隊はオートバイで移動しながら、孤立した前哨基地を襲撃し、地元の防御を破壊し、他の部隊が対応できる前に退却することが多かった。彼らの実力は正規国家の特殊部隊に匹敵しないとされるが、赤い部隊はしばしばタリバンの攻撃の先鋒となり、戦闘で非常に有効であることが実証されている。 そのメンバーは、タリバンの正規軍とは様々な点で異なっている。他のタリバンとは異なり、彼らは様々な氏族や村に忠実ではなく、運動そのものに忠実である。 2020年までに、この部隊の訓練キャンプの1つは、パクティカ州の山中にあるいわゆる「タリク・ビンジアード軍団」であった。
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