戦歴 [編集]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/17 02:19 UTC 版)
003はジャッキー・スチュワートがドライブして1971年スペイングランプリでデビュー、優勝を果たした。チームとスチュワートはロータスおよびフェラーリに対してアドバンテージを維持したまま1971年シーズンを戦った。結局チームは6勝を挙げ、スチュワートは2度目のタイトルを獲得した。面白いことにスチュワートとチームメイトのセベールは1971年と1972年の両シーズンを通して異なったシャシーを使用し、スチュワートは003を専用的に使用、セベールは002を使用した。 1972年シーズンはエマーソン・フィッティパルディのロータスがスチュワートに挑戦することとなった。003は進歩を遂げたロータス・72に互することができず、ロータスが完走できなかったレースでしか優勝できなかった。フィッティパルディは大差を付けてタイトルを獲得した。003は1972年、4度の勝利を得たもののその生涯を終えることとなった。ティレル・003はティレル・チームで最も成功したシャシーであった。また、F1史上最も多くの勝利を獲得した個別のシャシーでもある。 003は現在、スコットランド、エディンバラの国立博物館に展示されている。 チームは1973年、003に変えてティレル・005を投入した。
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