情報技術を利用した効率化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 16:49 UTC 版)
「桑名市立中央図書館」の記事における「情報技術を利用した効率化」の解説
図書には1冊ずつICタグが付けられており、利用者は自動貸出機(3台設置)を使って借りることができる。ICタグ導入は東海地方の図書館では初めてで、事業者側から提案された。これにより、図書の返却・貸出業務に当たっていた人員を図書館利用者へのサービス人員に振り替えることができた上、図書の紛失が激減するという効果もあった。学校図書館の蔵書もICタグ化して学校間の相互貸借、中央図書館との図書の往来も検討されたが、実現していない。 図書館の書庫は自動化されており、職員が「出納ステーション」で操作すると数分で自動的に書庫からカウンターに図書が届く。この自動化書庫は「オートライブ」と呼ばれ、利用者の待ち時間を大幅に短縮することに成功した。書庫がガラス張りになっているため、図書を運ぶバスケットの動きを見ることができるが、森下芳則は参考調査や蔵書管理に不都合はないのか、と疑問を発している。1階に設置されたブックポストも自動化する計画があったが、危険物の投入を想定して見送られた。
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