志野焼の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:27 UTC 版)
無地志野 文字通り絵模様が少ない白無地。 鼠志野 下地に鬼板と呼ばれる鉄化粧を施し、文様を箆彫りして白く表しさらに志野釉(長石釉)をかけて焼く。掻き落とした箇所が白く残り、鉄の成分は窯の条件などにより赤褐色または鼠色に焼き上がる。 赤志野 鼠志野と同じ手法ながら赤く焼き上がったもの。 紅志野 酸化第二鉄を含む黄土である赤ラクを掛けた上に鉄絵文様を描き、さらに志野釉をかけて焼いたもの。 絵志野 釉の下に鬼板で絵付けした上に志野釉をかけて焼いたもの。 練り上げ志野 赤土と白土とを練り混ぜ志野釉をかけて焼いたもの。 志野織部 大窯で焼かれた古志野と区別し、連房式登窯で焼かれたものを指す。
※この「志野焼の種類」の解説は、「志野焼」の解説の一部です。
「志野焼の種類」を含む「志野焼」の記事については、「志野焼」の概要を参照ください。
- 志野焼の種類のページへのリンク