忍師
読み方:しのびし
- 窃盗ノコトヲ云フ但ホヤキトハ飯食スルコトヲ云フ。然ルニ窃盗ノ名トナスハ飲食スル資本ヲ得ル為メニスレハナリ。カイ性人トハ好キ盗ミヲナスモノヲ其中間ニ於テ称ス。古キ符牒ニハトヲヘイ又ハジウヘイト云フ。地方ニ依テハジラシト云フ。又ガミト云フハ凡テ夜仕事ヲスルヲ云ヒ同シク窃盗ノ称トス。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県〕
- 深夜専門ノ窃盗犯人。〔第二類 人物風俗〕
- 深夜忍入る窃盗犯人を云ふ。「ふけし、のびし」等同意。
- 深夜忍入る窃盗犯人をいう。「ふけし」「のびし」等同意。
分類 福岡県
忍師
忍師
読み方:のびし
- 窃盗スル者ヲ称シテ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府〕
- 強窃盗スル者ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・神奈川県〕
- 窃盗ヲ為ス者ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・群馬県〕
- 窃盗犯ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・岡山県〕
- 夜間人家ニ忍ヒ入リ金品ヲ盗ミ取リタルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・茨城県〕
- 忍師ノ略語-深夜邸宅ニ忍入ル窃盗犯人。〔第二類 人物風俗〕
- 忍び師の略語で深夜家庭に侵入して窃盗するもの。
- 深夜人家に忍び込んで強窃盗を働く者のことをいふ。忍び師の略語。〔犯罪語〕
- 深夜人家に忍び込んで強窃盗を働く者のことをいふ。忍び師の略。
- 〔隠〕犯罪者用語。深夜人家に忍び込んで強窃盗を働く者。忍びを転倒させたのである。
- 深夜人家に忍び込んで強窃盗を働く者のことをいふ。
- 人家に忍入る窃盗のこと。
- 忍。中津 博徒、不良虞犯仲間。
- 〔犯〕深夜人家に忍込んで強窃盗を働く者、シノビ(忍)の転倒語。
- 忍込常習者。〔掏摸〕
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- >> 「忍師」を含む用語の索引
- 忍師のページへのリンク