徳島バスとの連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 06:58 UTC 版)
特に利用客が少ない阿南駅以南では、並行して高速バス室戸・生見・阿南 - 大阪線を運行している徳島バスとJR四国が連携し、運行する高速バス(通常は大阪方面への乗車・大阪方面からの降車のみ可能)4往復を阿南駅 - 甲浦間で相互乗降が可能とするようにしたほか、さらに鉄道からバスへ乗り換えた場合と乗り換えない場合に生じる運賃差を是正して運賃の一体化を図る計画が2022年4月を目標に進めるとした。但し、この行為は私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)に抵触する事から、2020年に施行された独占禁止法特例法の適用を国土交通省に申請する予定とした。この動きに先行して、2022年3月12日のダイヤ改正より、上記高速バス路線が停車する阿南駅・由岐駅・日和佐駅・牟岐駅・浅川駅の駅発車時刻表に前述の高速バス4往復の表示を開始している。その後、上記の申請が3月3日に行われ、3月18日に認可されたとJR四国および徳島バス両者から発表され、4月1日から導入されることになった。なお、対応する駅と停留所については駅時刻表へのバス時刻の表示が行われた5駅に加え、阿波橘駅と徳島バス橘営業所(橘営業所は阿波橘駅前にないため、阿波橘駅では前述の時刻表対応は行われない)を含めた6駅で対応される。なおJR運賃での利用は「事前に有効なJRの切符等を購入していること」が条件となり、現金での利用およびJR切符の有効区間外への乗り越し区間の運賃は徳島バスの運賃が適用される。 このほか徳島バスが那賀町方面(川口営業所)へ運行する丹生谷線について、那賀町方面から徳島駅へ直通する運行を阿南市内までの運行へ短縮する代わりに阿南駅前へ乗り入れ、徳島市方面へは阿南駅で牟岐線への乗り換えを促すなどの動きが見られるようになっている。
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